英検3級の内容と合格点・合格ライン

英検3級のレベルは、基本的な英語を理解し、特に口頭で表現できる中学卒業程度(2100語レベル)とされています。
英検4級、5級では、試験は一回だけですが3級からは、一回目の試験(一次試験)の合格者を対象にして二次試験が行われます。
二次試験の日程は、一次試験のだいたい一ヶ月後で試験内容は面接形式のスピーキングテストになります。

英検3級の問題構成

英検3級一次試験

筆記40分とリスニング25分の構成になります。

英検3級筆記問題の配分
  1. 問1 文法問題(空所補充)15問 10分
  2. 問2 会話文問題(空所補充)5問 3分
  3. 問3 整序問題(単語の並び替え)5問 7分
  4. 問4a ポスターなどの内容問題2問 3分
  5. 問4b 手紙のやり取り内容問題3問 7分
  6. 問4c 長文問題5問 10分

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英検3級リスニングの配分
  1. 第1部 問題は全部で10問。
    イラストを参考に各問題(解答時間10秒)の会話に対する答えを三択
  2. 第2部 問題は全部で10問。各問題(解答時間10秒)の会話に対する答えを四択
  3. 第3部 問題は全部で10問。英文を聞き、答えを四択(解答時間各10秒)
英検3級二次試験

英検3級の二次試験(面接試験)は5分程度で、音読と5つの質問からなります。

  1. 音読
  2. 一番目の質問 音読をした英文に関する質問
  3. 二番目の質問 イラストに関しての質問
  4. 三番目の質問 イラストに関しての質問
  5. 四番目の質問 受験者自身に対する質問
  6. 五番目の質問 受験者自身に対する質問

英検3級の合格点・合格ライン・合格率

英検3級一次試験、二次試験ともに合格するためには満点の60%前後の得点が必要です。
具体的な得点に直すと英検3級の一次試験の合格点は65点満点40点前後になり、2011年度第3回の実績ではちょうど40点になっています。
英検3級の合格率は、一次試験が、3級全志願者の60%程度で二次試験の方は、92%程度となっています。
二次試験は一次試験の合格者が対象になりますが、非常に高い合格率になっています。
全志願者に対する英検3級の合格率は50%以上、半分以上が合格しています。

英検3級の2次試験・面接について

二次試験の心構え

繰り返しになりますが、英検3級の二次試験の合格率は90%以上ですから、一次試験の合格者のほとんどの人が二次試験に合格しています。
これは、緊張しないで落ち着いて望めば必ず合格するということなのです。
とは言うものの、面接官の前に出ると全く緊張しない人はいないでしょう。しかし、2次試験はとにかく笑顔で明るく積極的な態度で受けてください。
わからないときは、絶対に沈黙しないで、「Would you say that again,please?」とか「Pardon?」とか言って、面接官に再度聞きなおしても大丈夫です。とにかく、パニックにさえならなければ絶対に大丈夫です。

二次試験の内容

英検3級の二次試験の問題は全部で5問出されます。
最初に、面接官から文章の書かれた紙(パッセージ)と絵の描かれた問題カードが渡されます。
まずは、音読です。
面接官から渡された文章の書かれたほうを20秒間黙読し、その文章を英語のタイトルから音読します。
いよいよ質問がされます。
1問目は、面接官からいま音読した文章についての質問です。
このとき、質問が聞こえなかったり、わからなかったら再度英語で聞きなおし、気持ちを立て直し、文章を見てもかまわないので落ち着いて答えましょう。
2問目と3問目は、絵の描かれたカードに関しての質問がです。たとえば、テーブルの上にはいくつカップがありますか?
終了すれば、問題カードを裏向ける指示がくるので、それに従い問題カードを裏向けます。
4問目と5問目はあなた自身についての簡単な質問がされます。
4問目は具体的な答えを要求する質問です。
たとえば、今日の午後は何をする予定ですか? 日曜日は何をするのが好きですか?
5問目が最後の問題です。 YES、NOで答えますが、さらに質問がなされますので注意してください。
たとえば、外国へ行ったことがありますか? YES NO さらに、Please tell me more. (もう少し詳しく話してください)と尋ねてきます。
最後にカードを返却して退出します。

英検3級の問題の攻略

長文読解・単熟語・リスニング攻略

英検3級の問題には、空所補充や並べ替えによる英作文と3級から加わった長文読解やリスニングがありますが、記述式の問題ではなく、すべての問題が選択問題なので負担があまりありません。
空所補充の問題では単熟語の力が試され、並べ替えの問題では英文法の力が試されます。市販の問題集や旺文社英検ネットドリルなどで繰り返し学習すれば、習得は容易でしょう。

長文読解は3級から新たに加わりましたが、ちょっとしたコツを掴めば大したことはありません。
長文読解問題の場合、最初からさっと見て内容が全部理解できるなら全く問題ありませんが、通常はさっと見ただけではわかりません。 時間をかけて訳しながら読まないとわからないはずです。しかし、限られた時間内で全部を訳していくのはリスクが高すぎます。コツは、先に設問の内容と回答の選択肢を見て長文の内容を想像したうえで、できれば、作者が何が言いたいのかを意識して長文を見ていくと非常に効果的です。

勉強の基本は繰り返し覚えることですが、特にリスニングは何度も何度も繰り返して英語になれる必要があるので他のものよりも時間がかかります。
長文読解にしてもリスニングにしても、特に、基本となってくるのが単熟語なので英検3級単熟語は完全にマスターするようにしたいものです。

教材を使って学習する場合には、テキストとリスニング用のCDを聞いて学習しますが、最近では、旺文社の英検ネットドリルのようにテキストとCDの機能や辞書機能が一体化した便利な教材に人気があります。

  • 英検対策の決定版!旺文社 英検ネットドリル

英検3級の過去問

あらゆる試験にとって、過去問題を解くことはあたりまえのことですが、多くの人が実力の判断材料にしか活用していません。できるだけ多くの過去問題を解いて、問題の傾向を掴み、間違いがあれば「どうして間違ったのか」をチェックして、間違った問題、類似する問題をいかに理解して自分のものにすることが最も大切なことなのです。

英検過去問は英検の公式ページで直近の3回分だけですが確認できます。
もちろんダウンロードも可能です。
過去問は教材としても発売されています。
こちらは、英検3級の過去6回分の過去問が問題が学習できます。
リスニングの学習には、問題集とCDが必要になります。

英検3級の問題の攻略のところで紹介しました旺文社の英検ネットドリルならオールインワンのパッケージなので問題集とCDは不要です。

英検3級 関連記事

中学3年の英語(英検3級)の実力

気になる記事があったので紹介しようと思います。

文科省の調査によると、全国の公立中学3年のうち「英検3級」程度の実力があると判断できる生徒は26%だそうです。
思ったよりも低い値です。
これは、過去のゆとり教育が原因しているのでしょうか?
反省からでしょうか、文科省は「新学習指導要領で英語の時間が増えることもあり、生徒の英語力が向上するよう取り組みたい」としているそうです。